2013年6月1日土曜日

アメリカ人実業家と漁師の話

先日、何気なくつけたラジオで聞いた話です。


あるアメリカ人ビネスマンがバカンスでイタリアの田舎の港町に行きました。
そこで一人の漁師を見かけて、声をかけました。

アメリカ人「いい魚がたくさんとれたね。さぞ長い時間働いたんだろうね。」

漁師「いいや、家族が食べていける分だけ獲るからそんなに長い時間はかからないよ。」

アメリカ人「じゃあ、漁をしていない時間は何をしているんだい?」

漁師「漁が終わったら子供たちと食事をして、かみさんとシエスタして、
   夜になったら友達と遅くまで飲みに行って、日が登ってから漁に出るんだ。」

アメリカ人「ハーバード大学卒でMBAを持っているビジネスマンとしてアドバイスさせて
      くれないか。もっと長い時間、漁に出て、もっとたくさん魚を獲ったら、君
      は今よりも金持ちになるよ。」

漁師「金持ちになったら、それでどうなるんだい?」

アメリカ人「船を買って、人を雇えるようになる。そうすればもっと儲かるようになって
      会社が作れる。さらに儲かれば、都会にオフィスを持って一日中オフィスで
      仕事ができるようになるよ。そして君は億万長者になれるよ!どうだい?」

漁師「億万長者になったら、それからどうなるんだい?」

アメリカ人「会社の株を売って、田舎に別荘をたてて、子供達と一緒に食事をして、
      奥さんとシエスタして、夜は友達と飲みにいけばいいさ。」

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