2013年5月10日金曜日

ビズ・レディー:Christine Schmidt

 素敵なインテリアやプロダクト、フラワーアレンジメント等を紹介しているブログDesign Spongeの女性経営者を紹介するコーナーBiz Ladies ProfileでYellow Owl WorkshopのChristine Schmidtさんが紹介されています。

 ギフトショーでガラス瓶に入ったネックレスを見つけてからYellow Owl Workshopに注目していたのですが、記事を読んで親近感が沸いてきて、みんながんばってるんだな、わたしもがんばろ!っと勇気をもらえました。


インタビュー形式で、起業に至るまでと大変だったこと等が紹介されています。BIZ LADIES PROFILE: CHRISTINE SCHMIDT OF YELLOW OWL WORKSHOP

 人ごとに思えなかったのは、Christineさんもファインアートを卒業していて、仕事がないので仕事を選ばなかったこと。ケーキ職人からベビーシッター、営業マンまで生活費を稼ぐためにどんな仕事でもあったら就いてきたそうです。私自身も彫刻先攻だったのでデザイン会社を受けても全く相手にされませんでした。超氷河期でしたが、隣のデザイン科には募集がたくさん来ているのに、美術科にはあまりなく、教授から推薦されたのが信用金庫なんていう実体験があります。デザイナーになってからファインアートをやってきてよかった、とつくづく思いますが(上司に言われたこともあります)、世間はまだまだ肩書きで人を判断しますよね。
 そして、Christineさんがビジネスを始めてから気づいたのが、遠回りした間にビジネスに必要なスキルを身につけていたこと。私も最初に販売の仕事をした経験がものすごく役に立っています。その時はどんなにつまらない仕事だと思っても、身に付くものが必ずあると思っています。
 Christineさんは最低最悪な仕事を首になったのが、最高の出来事だったとインタビューでおっしゃっています。その時、新しい仕事を探すよりも、自分の仕事を作ろうと決心したそうです。サンプルを持ち込んだお店にどんなにNOと言われても自分をなくさず、トレンドに流されない、自分のテイストの仕事を続けて現在の成功につながっていると自己分析されています。その陰には家族の心の支えがあったとのこと。ビズ・レイディとして女性として、とても参考になるインタビューでした。
BIZ LADIES PROFILE: CHRISTINE SCHMIDT OF YELLOW OWL WORKSHOP