ミラノデザインウィーク中にOfficine Creative Ansaldoの2階で行われていた MicroとUzoという展示会では本やシルクスクリーンのカードなど印刷系のデザイナーが展示販売していました。
パスタマシンを置いているブースがいくつもあり「なんでパスタマシン置いてるの?」聞いてみました。
「これで銅版画を刷るんだよ。」
びっくりする私に、
「え、普通じゃない?みんなやってるよ!」
日本の家庭にはパスタマシンはめったにないからな〜すごくイタリアらしい!
「彫ったばかりの版があるから実演してあげるよ!」
先ず、版にインクをのせて余分なインクを布で拭き取ります。
ここまでは普通の銅版画と同じです。
「銅板がなくて、厚い鉄板に彫ったから、うまくいくかな〜」
紙をのせてパスタマシンにセット。
この版はちょっと厚すぎたので男子2人がかりで。普通のパスタマシンも使ったことがないのですが、これには相当力がいるみたいです。
できた!
イラストを描いたやんちゃそうなアーティストも紹介してくれました。