2013年5月1日水曜日

Designersblock ミラノ2013 -1




同じ会場(Designersblock)に出展していたCamillaちゃん。電化製品を木を彫刻して着彩した作品とイラストを展示していました。ラジカセとか電気ドリルとか、電池やヤスリまで細かく丁寧に作ってあります。手作りのあたたかみのあるラインと質感、ノスタルジーを感じさせるモチーフにキュンとさせられます!

たくさんの人が思わず写真を撮っていました。そんな人たちを見て、当のカミーラちゃんは『後で(小さい)写真を見て、なんで私、家電の写真なんか撮ったんだろう?って思うんじゃない』と笑ってました。

Designersblockの大工さん・ギュンターに現場で作ってもらったテーブルに、そんなカミラちゃんは素敵なイラストを描いてくれました。

下書きもあたりもなしで、「う〜ん、こんなの簡単よ〜」とマジックでぐんぐん描いていきます。
サイン入り
みんなに『バラして日本に持って帰りなよ』と言われ、本気で持ち帰りたかったのですが、泣く泣くあきらめることに。「せっかく描いてくれたのに、ごめんね」とカミラちゃんに報告すると、「いいわ、私のスタジオで使う!」と言ってくれました。Designersblockのトラックに載って、ロンドンへ運ばれていきました。
私の方は、高解像度で写真を撮ったので、いつか大きいテーブルを作って印刷して再現しようと思います。

すごく気に入ったので、カミラちゃんに「このパターンで壁紙があったらすごいかわいいと思う!」と提案してきました。素材の写真の壁紙は最近よくありますが、これはきっとかわいいお部屋が作れます!

いろいろな展示会がありますが、主催者が現場で展示のアドバイスや什器を作ってくれたり、会場で知り合った出展者同士でその場でコラボはじまる、こんなすてきなことが起こるのはデザイナーズブロックならではだと思いました。