2012年9月14日金曜日

Hand wash


手洗いお洗濯のススメ

 皆さんは旅行中のお洗濯、どうしていますか?私はほぼ手洗いで洗濯しています。海外の展示会などでホテルに1週間以上滞在する時は、洗面ボウルで下着や小さなものは洗ってバスルームに干しています。洗剤は日本から液体洗剤を小さな容器に入れて持っていくか、シャンプーを使っています。
 コインランドリーでバックパッカーや地元の人たちとおしゃべりしながら待っているのも楽しいのですが、乾燥機付きのコインランドリーには絶対に大事な服は入れません!温水で洗濯して高温で乾燥するので色が落ちたり縮んだり、トラブルの原因になります。私は被害にあったことはないのですが、白いYシャツが真っ青になってしまったり、レースのショーツがボロボロになってしまったり、トレーナーが子供サイズになってしまったり、気に入っているものに限ってトラブルになってしまうんですよね。どうしても旅先で洗濯する場合、ダメになってもOKと思っているものはコインランドリーで、大事なものはホテルのクリーニング(ないときは町のクリーニング屋さん)にお願いするのがおすすめです。

 手洗いは慣れてしまうと簡単です。私流の手洗い方法をご紹介します。
1. まず、洗面ボウルに水をはり、液体洗剤(デリケート用)を適量入れて泡立つくらいによく混ぜます。水は洗濯物を入れた時にあふれないよう、7分目くらいまでに。(洗面ボウルに水を溜められないように細工してあるホテルのときは、バスタブで。)
2. 洗濯物を入れ30回くらい押し洗いします。
3. 水を入れ替え、すすぎます。洗うものにもよりますが、水が濁らなくなるまで、水を入れ替えながらすすぎます。たいてい2回くらいで濁らなくなります。
4. 柔軟剤を持っているときは、洗面ボウルに水を張り、柔軟剤を適量まぜ、洗濯物を入れて1分くらい待ち、水を捨てます。
5. 脱水方法は、まず手でぎゅっと押さえます。しぼるとのびてしまうので気をつけてください。
6. (私の必殺技なのですが)洗濯ネットに1つずつ入れて、50回程振り回します!水が飛びますので、必ずバスルームでやってください。たくさん入れず、1つずつやるのがコツです。
7. バスタオルではさみ、型くずれしないように両手でぎゅっと押さえます。Tシャツなどは、バスタオルの間にはさみ、バスタオルをくるくる巻いて、バスタオルごとしぼります。
8. 自宅の時は、5~7はせずに洗濯機で脱水するものもありますが、下着など型くずれさせたくないものは5~7の方法で水を切っています。

 干す時は、つり下げタイプではなく、掛けるタイプの物干を使っています。


これだと、ベランダの手すりより低いので人目を気にせず外干しができ、洗濯バサミの跡や変な形が付かないのがいいです。セーターを平干しするのも簡単です。花粉の時期に部屋干しする時、どこでも部屋の日当りのいいところに置けるのも気に入っています。使わない時は小さく畳んで洗濯機の横の隙間にしまっています。

 一人暮らしを始めたばかりの頃はなんでも洗濯機で洗っていたのですが、旅先で手洗いするようになってから、そんなに面倒ではないことに気づき、ふだんでも手で洗えるものは手洗いするようになりました。自分の手で洗っているせいか、服への愛着が強くなったような気がします。何より、下着を洗濯機で洗っていた自分のガサツさに反省しています。手洗いは、生地も痛めにくく、型くずれもしにくいので、服が長持ちするそうです。ぜひ、おためしください。