2012年9月7日金曜日

Less stuff, more happiness

「断捨離」が流行っていますが、日本だけじゃないんですね。先日、TEDで気になるプレゼンテーションを聞きました。グラハム・ヒルの"Less stuff, more happiness"(モノを減らして、もっと幸せに)、日本語の字幕付き動画がこちらから見られます。 http://www.ted.com/talks/lang/ja/graham_hill_less_stuff_more_happiness.html

段ボール箱が置かれたステージに現れ「この箱の中身は何だと思います?何かはわからないけど、たぶん大事なものでしょう。だって引っ越しするたびに部屋から部屋へ、部屋から部屋へ、いつも運んでいるんだから。(会場から笑い声)身に覚えがあります?」とプレゼンがはじまります。アメリカでは50年前と比べて、家が3倍広くなっているそうですが、持ち物が多すぎて貸し倉庫を借りる人が増えています。家からあふれるくらいたくさんの物を買えても、幸福度は50年前から横ばいだそうです。

私たちもそうですね。オールウェイズ3丁目の夕日を見て思いますが、こんなにたくさんのモノに囲まれたライフスタイルは最近のことなんですね。なのにうつ病の人が増えたり、毎年3万人以上が自殺してしまうなんて、どう見ても幸せになっているとは思えません。

友人から聞いたのですが、イギリスでもゴミ屋敷問題が起きているそうです。たまたま出現したおかしな人ではなく、現代都市に住む人の心の病気ととらえられているそうです。

家が適度にすっきりすると、グラハム・ヒルが言っているように家賃が少なくてすみますし、雑誌のようなきれいなお部屋が実現できます。がんばってお部屋のデトックスをしてみようと思います。