2012年11月21日水曜日

画鋲で留めるかんたん飾り棚

キッチンの壁に紅茶やココアの缶を入れる棚を作りました。

作り方はとても簡単です。板をカットして長方形に組み立て、背面はボール紙をボンドで貼っているだけ。内側に壁紙の切れ端を貼っています。壁への取付は画鋲でとめているだけです。賃貸の部屋でもこれならOKです。

そうめんの箱とかカルトナージュでも簡単に作れそうですね。

2012年11月19日月曜日

機内持ち込みOKのキャリーバッグ

海外旅行に行く時、スーツケース以外の機内持ち込みするバッグはどうされていますか?私はキャスター付きの小さなトロリー、カリマー エアポートプロ40R を愛用しています。航空会社や路線によって持ち込みできるサイズが違いますが、空港内を歩いているとトロリー派が多いですね。

 

ヨーロッパの空港では、安全対策のためにカートが置かれていません。空港の中で、パソコンや本、最後に買ったお土産を全部持って歩き回るのは結構しんどいですよね。そんなとき、キャスターがついているので楽々移動&免税ショッピングが楽しめます。

背面にはリュックになるパッドが収納してあるので、背負うこともできて、両手を使いたい時も安心です。(Amazonのページ にリュックにした時の写真があります)

ロンドンの地下鉄ではエレベーターもエスカレーターもない駅がよくあり、スーツケースを持って階段を登らないといけないことになるので、重宝しています。

でも、たいてい通りがかりの男性が階段のところで手伝ってくれます♡(日本にはそんなジェントルマン皆無ですよね〜蹴飛ばされたり、悪態をつかれることはよくありますが。。。)飛行機の中でも、わざわざ席を立って荷物を棚に載せてくれる方がいらっしゃいます♡さりげなく手伝ってくれる、見習いたいです。




以前はレスポのスポーツバッグをよく使っていたのですが、チケットカウンターでよく持ち込み手荷物の重さを量られたのですが、トロリーにしてからは1度もありません。しかも受付が女性の時にかぎって、日本でも海外でも計量されました。「パソコンと電源があるので」と言っても、スーツケースの方にその場で荷物を入れ替えるように注意されたこともあります!

最近は、手荷物の他にハンドバックorPCバック1個が持ち込めることがあります。(たとえば、ブリティッシュエアウェイズでは、56cm x 45cm x 25cm(23kgまで)の手荷物1個と45cm x 36cm x 20cmのハンドバッグかPCバッグ1個を機内に持ち込めます。2012年11月現在)

ぜひ、航空会社のサイト等で手荷物のサイズと重さを確認して、スマートで快適な旅を楽しんでください。

2012年10月11日木曜日

肉じゃがのルーツ

CMを見て気になっていたブルドックのうまソースを使ってみました。まずはウェブのレシピの肉じゃがにチャレンジ。炒めた野菜と肉にうまソースと肉を加えて煮込むだけ!

気になるお味は、ビックリ!いけます!いつもは甘めの味付けですが、これはこれでおいしいです。ちょっとソースの風味がするけど、オリジナルに近いかな、ということで。

肉じゃがって、いまや日本の家庭料理の代表ですが、ルーツはビーフシチューなんです!原宿に神社がある日本海軍の東郷平八郎が、イギリス海軍に留学していた時に食べたビーフシチューが忘れられず、日本でも作ってみようとしたそうです。当時日本ではワインもデミグラスソースもなかなか手には入らなかったので、醤油と砂糖で代用して作ったのが肉じゃがなんですって。同じ材料にカレー粉を足すと海軍カレーになって、どちらも簡単に作れて、野菜と肉が食べられて、船で暮らす水兵達にぴったりだったそうです。

明治時代、日本海軍はイギリス、陸軍は主にドイツから制度や兵法などを学びました。軍医達もそうで、陸軍の軍医だった森鴎外はドイツへ留学していますね。当時の両国の病気の考え方は違っていて、イギリスでは健康を保つには食事と生活環境大切と考え、ドイツでは結核にように菌が病気の原因だと考えていたそうです。イギリスから学んできた海軍は肉じゃがやカレーなどを食べて栄養バランスを考えていたそうですが、陸軍はそうではなかったようです。当時兵士になる若者は「陸軍に入ったら白いご飯がお腹いっぱい食べられる!」と入隊してきた農家の次男・三男が多く、精米されビタミンB1が削られた白米ばかりを食べていて、カッケになってしまうケースが止まらなかったそうです。でも、軍医は顕微鏡をのぞくばかりでなかなか改善できなかったのです。

明治時代って、とても昔のようで、でも近いようで、そんなことを思い出させてくれたソース味の肉じゃがでした。



2012年9月29日土曜日

IKEAで北欧旅行気分

 イケアはご存知のとうりスウェーデン発祥の家具を売っているお店で、世界中で展開しています。日本にも船橋・港北・新三郷・仙台・舞浜・神戸・福岡にお店があります。
都内からだと船橋か港北が近いのですが、どちらも車がないと行きづらい場所にあります。
 イケアの家具は日本の住宅にはちょっと大きすぎるようなきがするし、食器や小物なども、かわいいのですがチャッチイかな?となかなか手を出していませんでした。ところが、ヨーロッパの友人の家で、かわいいなと思ったお皿やベッドカバーが実はイケアのものだったことが何度もあり、それからイケアを愛用しています。

 私はイケアに行くのが好きなのですが、毎回買うものがあって行っている訳ではありません。遊びに行っています。
 部屋のように区切られた空間のディスプレイを見て、自分の部屋に使えるアイデアを探すのも面白いですし、キッチン用品やキャンドルを、安さとかわいさにひかれてつい買ってしまいます。

 最近のお気に入りはレストランです。高い天井の広々とした空間に、北欧テイストの照明と家具が並び、スモークサーモンからシュリンプカクテルにザリガニのボイルまで北欧で食べた思い出の料理が格安で楽しめます。ワインもビールもあるんです!平日のすいているレストランでシナモンロールとエスプレッソを飲んでいると、ちょっとした北欧旅行気分を楽しめます。
 先日、友人におすすめされたのが、「牛フィレのロースト」。厚めのビーフ2切れが1000円以下で楽しめます。しかもなかなかおいしいんです!つい赤ワインも頼んじゃいました。
 例えばイケア港北の場合、田園調布駅と新横浜駅から無料の送迎バスが出ています。配送サービスもあるので、バスで行けば、心置きなく楽しめるんです!

2012年9月17日月曜日

渋谷Loft

 渋谷のロフトが新しくなりましたね。
 8年ぶりの全面リニューアルだそうです。テーマは「ART & DESIGN」。今欲しいモノに加え、「デザイン=生活の中に取り込むべき、少し上質な暮らしを提案できるもの」を提供していくそうです。
 以前からカーテンやラグなどを探す時は必ずチェックしていたのですが、6Fが素敵なアートショップに変身していました。パリのミュージアムショップで見た商品も並んでいて、ひねりの利いたプレゼントはここに探しにこようと思います。

 フロアの一角でパリコレの招待状を展示した「パリ・コレクションからのインビテーション カード展」が行われていまし。さすがに、最高峰。どのメゾンもおしゃれです。エレガントでラグジュアリーなカードから遊び心がきいているカードまで、ブランドの世界観が招待状からも伝わってきます。
 服を作っているからって、ファッションだけじゃないんですよね。ショーの空間演出、音楽からグラフィックデザインに至るまで総合芸術がビジネスになっているんですね。


パリ・コレクションからのインビテーション カード展
場所:渋谷ロフト6F INTERAD
会期:10月1日(月)まで


2012年9月14日金曜日

Hand wash


手洗いお洗濯のススメ

 皆さんは旅行中のお洗濯、どうしていますか?私はほぼ手洗いで洗濯しています。海外の展示会などでホテルに1週間以上滞在する時は、洗面ボウルで下着や小さなものは洗ってバスルームに干しています。洗剤は日本から液体洗剤を小さな容器に入れて持っていくか、シャンプーを使っています。
 コインランドリーでバックパッカーや地元の人たちとおしゃべりしながら待っているのも楽しいのですが、乾燥機付きのコインランドリーには絶対に大事な服は入れません!温水で洗濯して高温で乾燥するので色が落ちたり縮んだり、トラブルの原因になります。私は被害にあったことはないのですが、白いYシャツが真っ青になってしまったり、レースのショーツがボロボロになってしまったり、トレーナーが子供サイズになってしまったり、気に入っているものに限ってトラブルになってしまうんですよね。どうしても旅先で洗濯する場合、ダメになってもOKと思っているものはコインランドリーで、大事なものはホテルのクリーニング(ないときは町のクリーニング屋さん)にお願いするのがおすすめです。

 手洗いは慣れてしまうと簡単です。私流の手洗い方法をご紹介します。
1. まず、洗面ボウルに水をはり、液体洗剤(デリケート用)を適量入れて泡立つくらいによく混ぜます。水は洗濯物を入れた時にあふれないよう、7分目くらいまでに。(洗面ボウルに水を溜められないように細工してあるホテルのときは、バスタブで。)
2. 洗濯物を入れ30回くらい押し洗いします。
3. 水を入れ替え、すすぎます。洗うものにもよりますが、水が濁らなくなるまで、水を入れ替えながらすすぎます。たいてい2回くらいで濁らなくなります。
4. 柔軟剤を持っているときは、洗面ボウルに水を張り、柔軟剤を適量まぜ、洗濯物を入れて1分くらい待ち、水を捨てます。
5. 脱水方法は、まず手でぎゅっと押さえます。しぼるとのびてしまうので気をつけてください。
6. (私の必殺技なのですが)洗濯ネットに1つずつ入れて、50回程振り回します!水が飛びますので、必ずバスルームでやってください。たくさん入れず、1つずつやるのがコツです。
7. バスタオルではさみ、型くずれしないように両手でぎゅっと押さえます。Tシャツなどは、バスタオルの間にはさみ、バスタオルをくるくる巻いて、バスタオルごとしぼります。
8. 自宅の時は、5~7はせずに洗濯機で脱水するものもありますが、下着など型くずれさせたくないものは5~7の方法で水を切っています。

 干す時は、つり下げタイプではなく、掛けるタイプの物干を使っています。


これだと、ベランダの手すりより低いので人目を気にせず外干しができ、洗濯バサミの跡や変な形が付かないのがいいです。セーターを平干しするのも簡単です。花粉の時期に部屋干しする時、どこでも部屋の日当りのいいところに置けるのも気に入っています。使わない時は小さく畳んで洗濯機の横の隙間にしまっています。

 一人暮らしを始めたばかりの頃はなんでも洗濯機で洗っていたのですが、旅先で手洗いするようになってから、そんなに面倒ではないことに気づき、ふだんでも手で洗えるものは手洗いするようになりました。自分の手で洗っているせいか、服への愛着が強くなったような気がします。何より、下着を洗濯機で洗っていた自分のガサツさに反省しています。手洗いは、生地も痛めにくく、型くずれもしにくいので、服が長持ちするそうです。ぜひ、おためしください。

2012年9月7日金曜日

Less stuff, more happiness

「断捨離」が流行っていますが、日本だけじゃないんですね。先日、TEDで気になるプレゼンテーションを聞きました。グラハム・ヒルの"Less stuff, more happiness"(モノを減らして、もっと幸せに)、日本語の字幕付き動画がこちらから見られます。 http://www.ted.com/talks/lang/ja/graham_hill_less_stuff_more_happiness.html

段ボール箱が置かれたステージに現れ「この箱の中身は何だと思います?何かはわからないけど、たぶん大事なものでしょう。だって引っ越しするたびに部屋から部屋へ、部屋から部屋へ、いつも運んでいるんだから。(会場から笑い声)身に覚えがあります?」とプレゼンがはじまります。アメリカでは50年前と比べて、家が3倍広くなっているそうですが、持ち物が多すぎて貸し倉庫を借りる人が増えています。家からあふれるくらいたくさんの物を買えても、幸福度は50年前から横ばいだそうです。

私たちもそうですね。オールウェイズ3丁目の夕日を見て思いますが、こんなにたくさんのモノに囲まれたライフスタイルは最近のことなんですね。なのにうつ病の人が増えたり、毎年3万人以上が自殺してしまうなんて、どう見ても幸せになっているとは思えません。

友人から聞いたのですが、イギリスでもゴミ屋敷問題が起きているそうです。たまたま出現したおかしな人ではなく、現代都市に住む人の心の病気ととらえられているそうです。

家が適度にすっきりすると、グラハム・ヒルが言っているように家賃が少なくてすみますし、雑誌のようなきれいなお部屋が実現できます。がんばってお部屋のデトックスをしてみようと思います。

2012年8月30日木曜日

Mushhoom Hook


 今回は私の作品を紹介します。きのこの形のシリコン製の壁に取り付けるフックです。

石膏ボードにも留められるのですが、私は白樺の丸太にネジでつけて、玄関の壁に取り付けています。

 フックは家に帰ってきた時に最初に使う家具(?)なのに、ちょうどいいものがなかなか見つからないんですよね。金属製のフックだと服を引っ掛けてしまったり、自分もぶつかって痛い目にあったり、釘で代用している人がいますが、見た目にも痛々しくて…部屋に入って上着をかけた時、ニコッとできるフックが欲しかったので作りました。

 パリとロンドンで販売していますが、残念ながら日本のお店では未発売です。パリのお店はジュウ・ドゥ・ポゥムの『パリの雑貨屋さん 』に載っていますが、マレ地区のthe Collectionのページに小さくですがマッシュルームフックが写っています!去年、お店に立ち寄った際、ちょうど日本の出版社から出来上がったばかりの本が届き、「あなたの作品も載ってるわよ!」とマダムが見せてくださいました。

 ジュウ・ドゥ・ポゥムからは、パリの小さなアパルトマン北欧ストックホルムの雑貨屋さんストックホルムの子ども部屋パリのファミリースタイル などたくさん素敵な本が出ていますが、『パリの雑貨屋さん 』のコンセプトはパリジェンヌのお部屋にある雑貨はどこで買うの?で、パリじゅうの行ってみたい雑貨屋さんがたくさん紹介されています。私も今度パリに行く時は絶対に持ってお買い物に行きたい本です!




2012年8月16日木曜日

Full of Life!

"Full of Life! "
 フランスの友達の家に遊びにいった時に、ワインを片手にバルコニーでランチを食べていた時に友人達が私に言ってくれた言葉です。辞書には 「活気に満ちあふれて、生き生きとして、元気いっぱいで、活発な、にぎやかで、勢いのいい」と載っていますが、友人達が言うには「人生は楽しまなきゃ」というニュアンスのようです。

 フランス旅行というとシャンゼリゼでお買い物をして、観光して、ボンマルシェでお買い物をして...とたいていの人は想像されると思いますが、何もない田舎の村の友人の家での1週間はパリの高級なホテルに泊まるよりも、私には贅沢な体験でした。朝は買ってきたばかりのクロワッサンとコーヒーを庭でいただき、ランチはバルコニーで夏の日差しとワインを楽しみながら、夜は近所の友人達と集まって自家製シードルを飲んで語らう、週末はビーチに行ったり、友人のクルーザーで遊んだり、街まで繰り出してバーやクラブで大はしゃぎ。フランスの友人達は自分の時間を思い切り楽しんでいるように見えました。
 そして言われた"It's your life. Full of Life!" 日本から来た私は、仕事ばかりで人生を楽しめていないように見えたのでしょうか?

 ライフスタイルは自分の捉え方で満ち足りたものにも、荒んだものにも感じられます。たまたま見つけた小さな雑貨や友達から聞いた素敵な出来事によってハッピーな気分になれたり、通勤電車で親切にされたり、誰かの力になれた時にその日いいことが起きそうな気になったり。
 東京に居ながらにして楽しめるちょっとした生活のアイデアや、思わずにこっとしてしまうニュースを皆さんとシェアしていけたらと思います。